一般内科
風邪、アレルギー性疾患(鼻炎、蕁麻疹など)、不眠症などのcommon disease、高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症、慢性腎臓病(CKD)などの生活習慣病や循環器系(心不全など)、呼吸器系(気管支喘息、肺気腫など)疾患、甲状腺疾患についても診療を行っています。尚、外科的処置が必要な場合は問い合わせの上、御相談をお願い致します。
生活習慣病について
① 高血圧症
Ⅲ度 高血圧 収縮期血圧 180mmHg≧かつ/または拡張期血圧 ≧110mmHg
Ⅱ度 高血圧 収縮期血圧 160~179mmHgかつ/または拡張期血圧 100~109mmHg
Ⅰ度 高血圧 収縮期血圧 140~159mmHgかつ/または拡張期血圧 90~99mmHg
↑ 高血圧該当
高値血圧 収縮期血圧 130~139mmHgかつ/または拡張期血圧 80~89mmHg
正常高値血圧 収縮期血圧 120~129mmHgかつ/拡張期血圧 <80mmHg
正常血圧 収縮期血圧 <120mmHgかつ/拡張期血圧 <80mmHg
高血圧の患者数は4000万人を超えており、高血圧症に起因する死亡数は年間10万人を超えると推定されています。
血圧が高い程、脳卒中(脳出血 脳梗塞)、心筋梗塞、心不全、CKD、認知症などの危険因子となります。
治療による適切な血圧管理で脳心血管疾患での死亡率を低下させることができます。
□ ご家族の誰かが高血圧である □ 年齢が45歳以上 □ 濃い味付けの食事が好き
□ 脂身の多い肉をよく食べる □ 野菜をあまり食べない □ スナック菓子をよく食べる
□ 運動をほとんどしない □ お酒をたくさん飲む □ ストレスがたまりやすい
□ 睡眠が不足している
健診等で血圧が高いと指摘され、上記項目で当てはまる項目が3つ以上ある方は早めに医療機関を受診しましょう
② 脂質異常症
LDLコレステロール(悪玉コレステロール) 140mg/dL以上
HDLコレステロール(善玉コレステロール) 40mg/dL未満
TG(トリグリセライド:中性脂肪) 空腹時 150mg/dL以上 随時 175mg/dL以上
脂質異常症は、動脈硬化性疾患(心筋梗塞、脳梗塞)の危険因子です。
脂質異常症は症状がないので治療の目的は動脈硬化性疾患の発症予防になりますが、実際に心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高いのは、
「悪玉コレステロール」といわれるLDLコレステロール値が高い方です。このため、LDLコレステロールの管理がとても大切となります。 また、TG(トリグリセライド:中性脂肪)が500mg/dL以上の方は急性膵炎を発症するリスクが高まります。
③ 糖尿病
糖尿病はインスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群です
1型糖尿病 2型糖尿病に分類されます
1型糖尿病:インスリンを合成・分泌する膵臓の細胞の破壊、消失が原因でインスリン欠乏し高血糖状態が持続して発症します。
2型糖尿病:インスリン分泌低下、インスリン抵抗性をきたす素因を含む複数の遺伝素因に、過食(とくに高脂肪食)、運動不足、肥満、
ストレスなどの環境因子および加齢が加わり発症します。
主な糖尿病の合併症として 神経障害 網膜症 腎症がありHbA1c 7.0%以上で合併症の発症のリスクが高くなります。
腎症を発症、放置すると末期腎不全まで病状が進行し透析導入が必要となるケースがあります。
糖代謝異常の判定区分と判定基準
① 早朝空腹時血糖値126mg/dL以上
② 75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)で2時間値200mg/dL以上
③ 随時血糖値200mg/dL以上
④ HbA1cが6.5%以上
①~④のいずれかが確認された場合は「糖尿病型」と判定
* 血糖値、HbA1cが共に「糖尿病型」に該当する場合は糖尿病の診断となります。
⑤ 早朝空腹時血糖値110mg/dL未満
⑥ 75gOGTTで2時間値140mg/dL未満
⑤および⑥の血糖値が確認された場合は「正常型」と判定
「糖尿病型」「正常型」いずれにも属さない場合は「境界型」と判定
「糖尿病型」と判定された方は1ヶ月後に再検し今後の方針を決定します。
④ 高尿酸血症
尿酸値が7.0mg/dLを超えた場合に高尿酸血症の診断となります。
高尿酸血症はメタボリック症候群、慢性腎不全と密接に関係しており動脈硬化を進行させ心筋梗塞や脳卒中を起こすリスクを
高めていると言われています。
高尿酸血症の状態が長く続くと尿酸の結晶があちこちに沈着し、激痛で知られる「痛風関節炎」「尿管結石」などを発症します。

痛風結節(右側) 尿管結石による水腎症
⑤ 慢性腎臓病(CKD)
CKDは増加する透析患者をこれ以上、増やさないため、また心筋梗塞、脳卒中の発症リスクを押さえるため早期に腎障害を発見
し腎機能の回復が可能な段階から適切な加療を行うことを目的に導入された概念です。
健診で蛋白尿(+)の方、eGFR値 < 60mL/分/1.73m²に該当する方はCKDの可能性があります。
腎機能は慢性的に低下すると、もとに戻らなくなるので早期の適切な治療導入のため上記に該当する方は早めに受診ください。
