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肝臓内科

肝臓

肝臓は身体の中で最大の臓器で約1~1.5kgの重さがあります。

肝臓は身体の中で様々な役割を担っていますが、下記の3つが主な働きです

  • 代謝

胃や腸で分解、吸収された栄養素を利用しやすい物質に貯蔵します。必要に応じて、

それらを分解してエネルギーなどを作りだします。

  • 解毒

アルコールや薬剤など、代謝の際に生じた身体に有害な物質を、毒性の低い物質に

変え、尿や胆汁中(便)で排泄します。

  • 胆汁の生成・分泌

脂肪の消化・吸収を助ける働きのある胆汁を生成、分泌します。

肝機能異常について

 一般的にAST(GOT)、ALT(GPT)などが基準値を上回っている状態です。

 この数値が高いと肝臓で炎症が起こり、肝細胞が壊されていることを示しています。

肝臓についての血液検査

 

基準範囲

  要注意

  異常

AST(GOT)

   30以下

 31~50

  51以上

ALT(GPT)

   30以下

  31~50

  51以上

γ-GTP

   50以下

  51~100

  101以上

 

AST  ALTが高いとき

B型慢性肝炎 C型慢性肝炎 アルコール性肝障害 脂肪肝 薬剤性肝障害など 

自己免疫性肝炎など 

γ-GTPが高いとき

  アルコール性肝障害 脂肪肝 薬剤性肝障害など

肝炎状態での自然経過

発症する病気

 黄疸 腹水 むくみ 倦怠感などの症状が現れてくることがあります。

 上記の様な症状が出現すると肝硬変まで進行している可能性が高いです。→ 癌の発症リスク ↑↑

 ウイルス性肝炎やアルコール、脂肪肝による肝障害は早期発見、早期治療が大切です。

 ALT30を超える方は慢性肝臓病の早期発見を目的として、原因検索と専門医への受診することが推奨 

 されています

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